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偶々 18


原田が舌をいれる。しかし奈々は唇をふさぐ。
さっきまでOKだったのに。
強引にいれる。奈々は甘い吐息交じりに口をひらく。
舌が絡まる。舌が絡まると奈々は、流れにまかせる。
慣れてないところがいい。奈々のキスはいい。
だが原田は、キスだけでは物足りない。
男なら、そうだろう。
キスをしながら、奈々の下半身に手をのばす。
すぐに奈々が手で、じゃまする、それをやめさせようとする。
しかし、原田はくりかえす。

「オジサン……」

奈々の声は怯えているようだ。あの吸いこまれそうな瞳はどうなっているのだろう。部屋が真っ暗なので想像しかできない。

「奈々……」

すこし強引に原田は、奈々の下着越しから撫でる。
しつこく、くりかえす。湿っていた。
奈々は、原田の身体に両手を廻した。

「奈々、ゴメン、オジサンがまんできないから……」
「ハァハァ、ゴメンとかありがとうとか、もうやめてください。私キレますよ……」

この状況なら、ありがとうだが、もちろん原田は言わない。

「奈々、すごい濡れてる、下着越しでもわかるよ……」
「オジサン言わないで……」

また言ったら奈々はキレるの。
原田は、奈々がMだと思ったが言わなかった。
麻衣とはちがう。
下着のなかに原田は手をのばす。
陰毛の感触がし、すぐに指先にヌルっとした感触がした。
指で撫でる。
奈々の腰がふるえる。

「ハァハァ、オジサン……」

奈々は、原田の身体に手を廻したまま、抵抗はしない。
原田は指を挿入することなく奈々の濡れた性器を、やさしく撫でる。
粘りっ気のある、体液を撫でまわす。

「ハァハァ、オジサン、オジサン……」
「奈々……」

原田がキスをする。
奈々が、すごい勢いで舌を絡ませてくる。
もちろん原田も、奈々に応える。
原田は、中指をのばし、ゆっくり奈々の性器を撫でながら挿れた。
奈々が、くるしそうな声をあげる。

「奈々、痛い、痛かった」
「ハァハァ、だいじょうぶ、オジサン、だいじょうぶです……」

奈々の声は、とても、だいじょうぶではない。
だが、原田は挿入した中指を抜かない。抜けなかった。
ゆっくりとうごかす。
生温かい奈々の感触、生々しい奈々のせつない声。
もう奈々とは逢えないかもと思っていた原田は興奮した。
クチュクチュ音をたてる。

「オジサン、キスして……」

原田は思いだした。
奈々は、キスしながらだと痛くない。
挿入した時、そう言っていた。
原田はキスをする。
奈々は、ずっと原田の身体に手を廻したまま。
キスがつづく。
クチュクチュもだ。

「奈々、舐めたい、オジサン、奈々の舐めたい……」
「ハァハァ、キスして、私はキスしたい……」
「奈々、オジサンは奈々の舐めたい……」

原田は奈々の下着に手をかける。
奈々は、原田に手を廻したまま。
かんたんに下着を脱がすことはできた。
だが、原田は舐めれない。
奈々の手が邪魔だ。

「奈々……」
「オジサン、こわい。私こわい……」

奈々が泣きそうな声をだす。
この状況なら、そうなるだろう。

「奈々……」

原田は、ゴメンねと言いそうになった。

「私、こわい、恋愛禁止のアイドルなのに……。でもいいですよね。こういうことしても、恋愛禁止でもしてもいいですよね。私、わるい娘だから、オジサン、それ知ってるし……」

ちょっとだけめんどくさい。原田は正直、どこか、そう思った。
だが、奈々は、原田に言ってるのではなく、自分自身に言い聞かせている。
奈々は、やはりまじめすぎる。

「奈々は、わるい娘なんかじゃないよ」
「わるい娘なんです。恋愛禁止のアイドルなのに、オジサンとラブホテルにいて、それもライブ会場の近くの。私は、わるい娘なんです」

そういえばそうだよね。
言ったらどうなるのかと原田は思うが、言えるわけがない。
この状況で、冗談はいらない。

「オジサンのせいだね。奈々が、そう思うなら……」
「オジサンは関係ないです」
「奈々、怒るよ……」

原田は、奈々から指を抜いて、仰向けになる。

「なんで……」
「奈々が、わるい娘だって言うなら、それオジサンのせいだろ。そうじゃない……」
「ちがいます。ぜんぶ、私が決めたことだから……」
「奈々、ほんと怒るよ……」
「なんでですか……」

原田が、おおきな声をだす。奈々の、ちいさな怯えた声。

「なんでって、オジサンといるから、奈々は、あれこれかんがえてるんだろ。だから、私は、わるい娘とか言うんだろ……」

奈々は、なにも言わない。
だが、原田にしがみついている。

「奈々、逢ってくれてありがとう、こんなことしてゴメン。それは、これからも言うかもしれない。いやぜったい言う。これからも言うけど、ならキレて、オジサンが、そう言ったらキレて、ヘラヘラ愛想笑いされるより、そっちのほうが奈々といっしょにいるって実感できるから……」
「オジサン……」
「奈々がわるい娘っていうなら、それオジサンのせいだろ。それ知ってるのオジサンだけだからね……」
「オジサンおねがいします……」

泣きそうだった奈々の声が、甘えた声になった。

「なに、奈々、なんでも言って……」
「オジサン、私の舐めたいって言ったけど、私は、挿れてほしいです……」

奈々が、すごいことを言う。
でも原田は憶えている。
はじめて逢った日も、奈々は挿れてほしいと自分から言った。
はじめてなのに。

「いいの。奈々……」
「はい。オジサンに気もちよくなってほしいから……」
「奈々……」

なにを言ってるんだよ。いっしょに気もちなろうよ。奈々、そんなこと言わないでよ。
頭では、そう思う原田だが、奈々に覆いかぶさる。

「奈々いい」
「ふふっ……」
「なんで笑ってるの……」
「奈々怒るよって、さっきオジサン、すごいこわかった。でも、うれしかったです……」

逆キレしたのに挿れるんだ。
そう言われなくて原田はよかった。

「奈々、オジサンの名前、憶えてる……」

そう言いながら、原田は性器を奈々の性器にあてる。

「原田臭作さん」

すぐに奈々が原田のフルネームを言う。

「そう、奈々はわるい娘だって自分で言うけど、その原田臭作が、奈々をわるい娘にした。つまりわるいのはオジサンだ」
「ふふっ」

性器に性器をあてられてるのに奈々は笑う。
かなり無理をしている。

「奈々……」

もう挿入できるタイミングなのに、原田は、なにか、かっこいいセリフをかんがえた。
なにも思い浮かばなかった。

「オジサン、こんな状況で、まだ舐めたいって言ったら、私キレますよ……」
「奈々……」
「オジサン、挿れて、挿れてください」
「奈々,挿れるね……」
「はい」

原田は、奈々に挿れた。
その瞬間に、奈々が、あっ、と声をだしたが、原田は、躊躇わずに根元まで挿入した。




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